息子の誕生日，入院中だけど無事迎えられました。

昨日は息子の誕生日でした。

 

息子の病院に着いた時

空がとても華やかでした。

 

３月末からの腸の病気

緊急手術からの

悪性リンパ腫が分かり

ハードな抗がん剤治療をスタートして

早3ヶ月。

 

 

数値が安定すれば

明日、4クール目を終えて

一時帰宅となります。

 

 

　

血液内科にプラスして

精神科に今は入院しているので

 

本当はケーキを面会の時に

食べるとか…

　

アレなのだけど

今日は特別に。

 

…と言って頂き

無機質な面会室で

 

息子は

「美味しい、美味しい」

 とペロリと食べてしまった。

 

 

24歳だって！はやっ！

 

抗がん剤治療は

クールを重ねる毎に

負担が大きくなってくるみたい。

 

でも

息子は若く体力もあるから

それは不幸中の幸いだな。

 

 

全部で8クール。　

 

あと半分。

 

来年の誕生日は　

 

家で自由に好きな風に

迎えられるよ。

 

と話しました。

 

 

生きていてくれるだけでいい。

 

 

まだ小学生だった頃に

戻れるなら

私は無理に学校へも行かなくて良い

 

と言うし

 

あなたはそのままで素晴らしい！

 

と何度でも言ってあげたい。

 

なんて事を

たまに思う。

 

 

 

帰り道も

空が賑やかでした。

 

 

息子の設定してきた

人生はハードだ。

 

 

私は息子の病気を通して

凛としっかり強くなれました。

 

 

そしてそう

なれたのは

 

息子が精神的にも落ちてしまい

病棟

大騒ぎとなってしまった時の

 

彼のあの言葉のお陰なのだ。

 

「れいこがそんな

　迷っててどうする！

 

　縛り付けてでも

　治療を続けさせろ。

 

  今は氣持ちより身体だ。」

  

 

目が覚めた言葉でした。

 

あの後は

 

 

息子に対して

私の姿勢は一貫している。

 

 

私は感覚や氣持ちを最優先して　

生きる事を勧め

実際、自分もそうやって

スピリチュアルな生き方をしているけど

 

 

今は息子の

「帰りたい」とか「もう辞めちゃいたい」とか

 

言う息子に協調せずに

 

 

「色々な想いが出てきても

今はやるしかない。

だからやるんだ。以上！で

それ以上考えるな。」

 

 

とピシャリと言っている。

 

 

私はありがたい事に健康だけど

奥深くこびりついた自分の甘さや

ズルさとか

 

そういうところの

大掃除をしている。

 

 

息子がハードな治療を

頑張って続けているから

私もやるしか無い。

　　　

 

今がそんな産み出しの時なのだ。

 

 

とにかく

入院中でもお誕生日を

迎えられた事に感謝しよう。